塗料のご紹介

● シリコン塗料( 耐候目安年数 10~15年程度 )
アクリル塗料の欠点である耐候年数の低さをカバーするために、アクリル樹脂にシリコンを添加した塗料です。無機質に近いシリコンの働きで耐候年数がのびました。これにラジカル抑制型が加わり、安価で長寿命な塗料の出現で施工件数が伸びております。

● フッ素塗料( 耐候目安年数 15~20年程度 )
ホタル石からフッ素は作られており、フッ素樹脂系の合成樹脂を用いた塗料の総称。耐候性にたいへん優れます。4Fフッ素樹脂を用いたものが最も耐候性に優れます。

● 無機質系塗料( 耐候目安年数 20~25年程度 )
無機成分を主体とする合成樹脂を用いた塗料の総称。製品によりますが、ふっ素樹脂塗料を上回る耐候性に加え、塗膜が燃えにくいという特徴があります。

※カタログデータに良く記載されており、塗料耐候性の目安になります。
JIS A 6909規格
耐候形1種 照射時間2,000時間において割れ、はがれ、膨れがなく80%の光沢率80%を維持
耐候形2種 照射時間1,000時間において割れ、はがれ、膨れがなく80%の光沢率80%を維持
耐候形3種 照射時間500時間において割れ、はがれ、膨れがなく80%の光沢率80%を維持

※耐候目安年数は製品により幅があり年数を保証するものではありません。

こんなお悩みありませんか?

外壁を触ると粉が付く

① チョーキング(白亜化)
塗装膜が太陽の紫外線などにより劣化し、粉状となり剥がれてきます。この状態は防水能力は期待できませんので外壁の傷みの速度が加速して行きます。

部屋の壁紙が剥がれてきた

② シーリング目地切れ、剥がれによる漏れ
ジョイントシーリング部に切れ、剥がれの症状がでます。抜き替えて新しくいたします。12㎜程度の窯業サイディングの場合、水の浸入からボードの反りや割れの原因となります。また、サイディング直貼りの建物が散見されますが、これは基本、塗装出来ませんので張り替え対応が必要です。ただ張り替えは高額ですので症状の度合いでは低リスクで塗装可能な場合もありますので、しっかりとした調査が大切です。

窓周りにカビが生えてきた

③ モルタルのひび割れ
在来工法でラス網を使用しているモルタル。特に開口部(窓まわりなど)に症状がでます。開口部の防水処理に寄っては室内に水の浸入を許してしまいます。広い面積で亀甲状の割れは壁面モルタルが落ちる原因のひとつです。補修方法はVカット工法、シーリング充填です。

トタン屋根の錆が・・・

④ 鉄部の錆び、古い塗膜の浮き、はがれ
トタンに限らず錆びは放ってはおけません。3~4種ケレンにて丁寧に錆び落とし、下塗りに錆止め、その上にシリコン複層塗りが安全です。体の擦り傷は放っておいても治りますが、建物、特に鉄部の傷みは症状が出てからの悪化は早いです。

まずは点検!

点検を依頼したいのですが、どこに連絡すれば?と悩む方が多いようです。すぐ頭に浮かぶのは建てた会社、ハウスメーカーなどでしょうか。ただ、割高になるのはご存じの通りです。おすすめは地元の塗装店。点検から施工まで自社で完結する塗装店で2~3社程度にご依頼されて比較される方法が一番ですね。塗装店選びのコツは信頼の証「建築業許可票」を有している塗装店をお選びください。

豊福は、どんな点検、調査?

手順として建物全体の目視による調査から始めます。その内容は現状のヒビ、ハガレ、ズレ、シミ、コケなどと建物の部材や建築工法確認、図面とのすり合わせと足場設置の際に支障がでるかなどを確認します。

次にサーモカメラによる調査になり、内容は目に見えない温度変化を測定し外壁の雨漏れや染み渡りの有無を点検致します。

屋根の点検は伸縮ロッドを使用して写真撮影致します。3F以上の場合ドローン撮影致します。

図面が無い場合は実計測致します。もちろん無料です。

調査報告

調査結果内容の下記を1冊のファイルにしてご報告いたします。

写真による状況報告

サーモ写真による状況報告

塗料カタログ添付

塗料3種類による比較可能な御見積作成